「忍者」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?
主君のために命を捨てる、影の英雄。義理と人情に厚いスーパーヒーロー。 ……もしそう思っているなら、和田竜さんの『忍びの国』を読むと、その幻想は木っ端微塵に打ち砕かれます。
この物語に出てくる伊賀の忍びたちは、「虎狼(ころう)の輩(やから)」。 つまり、人の心を持たない獣です。 金のためなら平気で裏切るし、親兄弟でも殺し合う。そんなとんでもない連中が、常識外れの戦法で織田信長の大軍を迎え撃つ。これが面白くないわけがありません!
「歴史小説は堅苦しくて苦手」
「映画版(大野智さん主演)が気になっている」
「とにかくスカッとするエンタメが読みたい」
そんなあなたにこそ、この作品は刺さります。
今回は、古本屋巡りが趣味の私が、原作小説の魅力と映画版の見どころを徹底解説。 「サクッと電子書籍」「じっくり紙の本」「迫力の映画」、今のあなたにはどれが一番おすすめなのか? お得な楽しみ方を提案します。
映画化で話題になった本作ですが、実は**Amazonプライム会員なら「実質無料」**で映画版が観られることも。(※配信状況は時期によります) 原作を未読の方は、まず映像から入るのもアリですよ!
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そんなあなたは、中古本が狙い目です。発売から時間が経っている名作なので、在庫も豊富で100円〜数百円で手に入ることも多いですよ。 浮いたお金で、和田竜さんのデビュー作『のぼうの城』も一緒にどうですか?
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\ 映画では描かれなかった「心理描写」が深い / 映画でラストに感動したなら、原作は必読です。あの時の無門の本当の心情は、小説でしか味わえません。
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作品データ・あらすじ
【作品基本データ】
著者: 和田 竜(わだ りょう)
※映画化もされた『のぼうの城』や『村上海賊の娘』で知られる、エンタメ時代小説の旗手です。
ジャンル: 歴史小説 / 時代エンターテインメント
舞台: 戦国時代(天正伊賀の乱)
【30秒でわかる!あらすじ】
時は戦国。織田信長が天下統一へ邁進する中、どうしても手出しできなかった国がありました。
それが、伊賀。「伊賀の忍び」たちが棲む国です。
主人公の**無門(むもん)**は、伊賀一の腕利き忍者でありながら、無類の怠け者。
稼いだ小銭はすぐに使い込み、他国からさらってきた美しい嫁・お国(くに)には頭が上がらない、情けない男です。
しかし、信長の次男・織田信雄(のぶかつ)が独断で伊賀へ侵攻を開始すると、事態は一変します。
圧倒的な軍事力を誇る織田軍に対し、伊賀の忍者たちは**「常識外れの戦法」**で対抗。
彼らに武士のような「誇り」や「正々堂々」なんて言葉はありません。
あるのは**「金」と「欲望」**だけ。
虎狼(ころう)の輩と呼ばれた忍者たちが、最強織田軍を相手に繰り広げる、史上もっとも「卑怯」で「痛快」な戦いが幕を開けます。
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どっちから見る?「映画版」vs「原作小説」徹底比較
「映画と小説、どっちが面白いの?」 この質問への答えは、ズバリ**「どっちも面白いけど、味わいが全然違う」**です。
映画版(大野智さん主演)はエンタメ要素が強く、小説版はよりドライでハードボイルドな雰囲気があります。具体的な違いを表にまとめました。
【映画版と原作小説の違い比較表】
| 比較項目 | 映画版(Prime Videoほか) | 原作小説(新潮文庫) |
| トーン | 笑いあり涙ありの痛快エンタメ | 乾いたユーモアと非情なリアリズム |
| アクション | ダンスのような華麗な身のこなし | 息の根を止めるための無駄のない殺陣 |
| 無門の印象 | 飄々としているが、どこか愛嬌がある | 「人ではない獣」としての不気味さが強い |
| お国(妻) | 無門への愛情がわかりやすく描かれる | 無門への愛憎入り混じる複雑な感情 |
| おすすめな人 | スカッとしたい! 映像美を楽しみたい人 | 深く考察したい! 忍者の非情さを知りたい人 |
結論:この順番が一番楽しめます!
大野智さんの身体能力の高さに驚愕します。Amazonプライム会員なら見放題対象になっていることが多いので、まずは映像から入るのがお得な正解ルートです。
映画の後は、原作で「深読み」する
映画のラストに心を掴まれた方は、ぜひ原作を。文庫本サイズなので通勤・通学のお供にも最適。古本ならジュース1本分くらいの値段で買えることも!
古本ブログの管理人として、あえて「紙の古本」を推す理由
ここまで映画や電子書籍の話もしましたが、古本好きの私としては、やはり**「紙の本(古本)」**を強く推したい理由があります。
それは、**圧倒的な「コスパ」と「所有する満足感」**です。
『忍びの国』は、映画化され大ベストセラーになった作品です。 これ、古本市場の鉄則なのですが、**「かつて爆発的に売れた本ほど、中古市場に良質な在庫が溢れている」**んです。
つまり、状態の良い美品が、驚くような安値で手に入りやすいということ。
電子書籍の便利さも捨てがたいですが、和田竜さんの作品は、時代小説ならではの重厚な装丁も魅力の一つ。本棚に「和田竜」の背表紙が並んでいると、なんとも言えない知的な満足感があるんですよね。
浮いたお金で、もう一冊の名作を。
古本で安く済ませた分、浮いたお金で和田竜さんのデビュー作『のぼうの城』や、本屋大賞受賞作『村上海賊の娘』を一緒に買うのはいかがでしょうか? 新品1冊分の値段で、和田竜ワールドを2冊、3冊と堪能できるのが古本の醍醐味です。
在庫状況は日々変動します。「1円〜」や「100円台」の出品を見つけたら即確保がおすすめですよ!
まとめ:週末は「虎狼の輩」たちの宴を楽しもう
和田竜さんの『忍びの国』は、歴史小説という枠を超えた、極上のエンターテインメントです。
「正義」や「大義」よりも、「金」と「女」と「自分の命」が大事。
そんな清々しいほど欲望に忠実な忍者たちが、最強の織田軍をキリキリ舞いにする様は、現代社会で生きる私たちのストレスも吹き飛ばしてくれます。
最後に、あなたにぴったりの楽しみ方をもう一度整理します。
アクションと映像美を楽しみたい。 Amazon Prime Video(映画版)
映画で大野智さんの無門に痺れるもよし。
コーヒー片手に、数百円で手に入れた古本をじっくりめくるもよし。
ぜひ今度の週末は、伊賀の忍者たちの「痛快な裏切り」に酔いしれてみてください。
▼ 今回紹介した作品はこちら


